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腰痛改善徹底ガイド

知識

食事を見直して腰痛を改善する時に注意するポイント

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食事を見直して腰痛を改善するポイントは食品食事法食生活の3つです。
骨を強くするための食品や炎症を抑える栄養素を肥満にならないように時間をかけて食べる食事法、遅い時間や過剰摂取を防ぐ食生活を送ることで腰痛を改善します。

骨粗しょう症にかかると圧迫骨折をおこしやすくなります。
骨粗しょう症でもろくなった骨はちょっとしたことで痛み腰痛の原因になります。
骨を強くする食品をバランスよく摂ることが腰痛の改善には有効です。

カルシウムは骨の材料になります。
カルシウムの吸収を助けるためにビタミンDを摂取します。
マグネシウムは骨を強化し、たんぱく質で骨の骨組みを作ります。

食事法で気をつける点は早食いをやめることです。
ゆっくりと時間をかけて食事をすることで血糖値の上昇を緩やかにします。
「食事に時間をかけた方が食べ過ぎるのでは?」と思われるかもしれませんが、早食いの方が過剰摂取になりやすい傾向があります。
時間をかけて食事をすると適度な満腹感が得られます。

食生活で大切なのは遅い時間に食事をしないことです。
私たちの身体は睡眠中にメンテナンスを行います。
メンテナンスに集中するためには食べ物の消化が終わっていないといけません。
寝る間際に食事をしてしまうと消化が終わるまでメンテナンスできず疲れが残ってしまいます。

食品と食事法、食生活で腰痛を改善するためのポイントを紹介します。

骨を強くする食品を効率よく摂取する

骨粗しょう症は加齢やホルモンの分泌の減少、過激なダイエットでおこるため女性に多い症状です。
骨の再生化が弱くなることで骨がもろくなり、圧迫骨折を引きおこします。
骨粗しょう症を予防するために骨を強くすることは腰痛を改善することにつながります。

骨はカルシウムで出来ています。カルシウムの1日に必要な摂取量は600mgです。
牛乳で換算するとコップに3杯程度です。
カルシウムを効率よく摂取するためにはビタミンDの助けが必要です。
ビタミンDは腸内でカルシウムの吸収を促進します。

骨を強くするマグネシウムはカルシウムとのバランスが重要でマグネシウムが1に対しカルシウムは2必要になります。
骨の骨組みに必要なたんぱく質もバランスよく摂取する必要があります。

腰痛の改善に有効な食品はカルシム・ビタミンD・マグネシウム・たんぱく質です。

カルシウム 乳製品・小魚類・甲殻類・葉物
ビタミンD 魚類・魚卵
マグネシウム 大豆製品・魚介類・海藻・木の実
たんぱく質 肉類・魚介類・卵類・大豆製品・乳製品
カルシウム ビタミンD マグネシウム たんぱく質
  • 桜えび
  • チーズ
  • いわし
  • 油揚げ
  • モロヘイヤ
  • アンコウの肝
  • スジコ
  • いくら
  • 数の子
  • いわし
  • しらす
  • 豆味噌
  • あさり
  • 納豆
  • なまこ
  • 牛肉
  • あじ
  • かつお
  • ささみ
  • まぐろ

炎症を抑える食品を摂取して痛みを抑える

筋肉が炎症をおこし痛みがでる腰痛は炎症を抑える食品を摂ることで痛みを抑えます。
炎症反応は活性酸素が関係しているため活性酸素を中和する抗酸化物質を多く含む食品も有効です。

ケラシアニン リウマチや関節痛に伴う炎症を抑える効果が期待できる栄養素です。
サクランボに多く含まれます。
ショウガオール 消炎作用や抗酸化作用、鎮痛作用があります。
ショウガに含まれます。
ターメリック 抗炎症作用があります。
ウコンに含まれます。
βカロテン 抗酸化作用があります。
ニンジンやカボチャ、ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれます。
ビタミンE 抗酸化作用があります。
脂溶性のビタミンでタラコやイクラ、スジコなどの魚卵に多く含まれます。
ビタミンC 抗酸化作用があります。
イチゴや柑橘系の果物に多く含まれます。
ポリフェノール 抗酸化作用があります。
ブルーベリーやブドウ、赤ワインなどに多く含まれます。

ゆっくりと時間をかける食事法で腰痛改善

「時間がないから早食いになっちゃう・・・」

忙しい毎日を送っていると食事の時間も十分に取れずどうしても早食いになってしまいがちです。
しかし、早食いは腰痛には良くない食事法です。

食事をとり消化が始まると血液中に糖が増えます。
糖は身体を動かすためのエネルギー源なのでとても重要です。
しかし急激に血糖値が上がると糖尿病になるリスクが上がり肥満の原因になります。
肥満は腰痛にとっては良くありません。

ゆっくりと時間をかけて食事をすることで肥満の防止になります。

眠る3時間前には食事を終える食生活を作る

1回の食事の消化が終わるまでの時間は3時間だと言われています。
食べ物の消化には多くのエネルギーが必要になります。

身体の傷を修復するのは主に睡眠時です。
睡眠時に食事を消化していると身体の修復が後回しになり傷や疲れが残ってしまいます。
そのために食事は寝る3時間前に終わらせておくことが重要になります。

消化された糖がエネルギーとして使われずに余ってしまうと肝臓で中性脂肪に変化して体内に貯め込みます。
貯め込まれた脂肪が多くなると肥満になります。
必要以上の脂肪は体重の増加につながり腰に負担をかけます。

眠る3時間前には食事を終わらせる食生活にすることで肥満を防ぎ腰痛を改善させます。







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