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右側の腰痛でよくある3つの要因

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右側の腰痛でよくある原因は筋肉の炎症、神経の圧迫、内臓疾患の3つです。

筋肉の炎症による右側の腰痛は右利きの人に起こりやすい腰痛です。身体の右側を頻繁に使うことで筋肉が疲労し痛みがでます。

神経の圧迫による右側の腰痛は腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などで脊髄神経を圧迫することでおこる腰痛です。右側に関係する神経を圧迫することで右側に痛みがでます。

内臓疾患での腰痛は腰を動かさなくても痛みがあるという特徴があります。内臓疾患による腰痛には重篤なケースもあるので早急に専門医に診てもらうことをおすすめします。

右側に腰痛があるときの原因について紹介します。

筋肉の炎症による右腰の痛み

腰痛の原因に筋肉疲労による炎症で痛みを生じることがあります。
筋肉の炎症で右側の腰に痛みが出るのは右利きの人に多い症状で、自然に利き手側をよく使います。

重いカバンを右肩に下げたりするので左に比べて右側の筋肉に負担がかかり右腰に痛みがでます。
筋肉の炎症で右側に腰痛があるときはカバンを左側で持つなどして右側の筋肉の負担を減らすことで改善できます。

左右の筋肉をバランスよく使うような習慣を身につけましょう。

神経の圧迫による右腰の痛み

腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症は神経を圧迫することで腰痛をおこします。
この時、圧迫されている神経によって痛みが出る場所が違ってきます。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などでは腰全体が痛みを感じ足にしびれがでる場合が多いのですが、神経の圧迫で右腰の痛みが起こっているのであれば右側の神経だけを圧迫している可能性があります。

右腰が痛み、右足にしびれを感じたなら神経の圧迫による腰痛の可能性があります。

内臓疾患による右腰の痛み

腰痛を伴う内臓疾患は虫垂炎、肝臓、腎臓、子宮に関する疾患などがあります。

虫垂炎

虫垂炎は以前では盲腸(炎)と言われていました。盲腸は大腸の一部で肛門の反対側の端にあたります。盲腸の先に虫垂といわれる袋状の部分があり虫垂が炎症をおこすと虫垂炎になります。

虫垂の位置が右の下腹部にあるため虫垂炎の時に右側の腰に痛みを感じることがあります。

肝臓に関する疾患

肝臓の位置はみぞおちの右側にあり肋骨に守られるような場所にあります。腰の位置よりもずいぶんと上にありますが肝臓が炎症をおこす肥大して腰の右側に痛みを感じることがあります。

肝臓は炎症がおきると肝機能を修復するために肥大します。炎症がおさまれば元の大きさに戻りますが慢性の肝炎になると肥大したままになり右側の腰に痛みを感じます。

腎臓に関する疾患

腎臓は左右一対にあります。背中側の腰椎の上にあり右側は肋骨のすぐ下の位置に、左側は肝臓の下の位置にあります。若干ではありますが右の腎臓の方が下になります。

右の腰に痛みが出る腎臓の疾患としては遊走腎があります。遊走腎は腎臓が下がっている状態のことを指します。右側の腎臓が遊走腎になると右側の腰痛や側腹部痛がでます。

子宮に関する疾患

女性の場合は生理などで腰に鈍痛がおこることがありますが、それ以外にも女性特有の疾患の可能性があります。

子宮や卵巣といった臓器は腰の位置にあるのでこれらの臓器に異常があると腰に痛みを感じることがあります。
子宮や卵巣に関連する疾患は子宮筋腫・卵巣嚢腫・子宮内膜症・子宮頸管炎などがあります。

女性の場合、診察を受ける科は腰痛の種類によって整形外科だけではなく婦人科の診察も考えなくてはいけません。

腰椎周りの炎症だけではなく内臓疾患による腰痛も考える

腰痛の原因が腰椎周りの炎症だけではなく内臓疾患の可能性があることも認識しておきましょう。腰痛の痛みの種類により女性の場合は整形外科の診察と婦人科の診察が必要なケースがあります。

右側の腰痛では筋肉の炎症と神経の圧迫に加え内臓疾患が原因のケースがあります。誤った判断をすることなく正しい診断を受けることが重要です。







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