腰痛がひどく腰が痛くて寝付けない時には睡眠姿勢を見直してみることです。
睡眠時に腰痛を引き起こす原因は寝返りをしないことにあります。
寝返りをしないと筋肉が固まり痛みを感じます。
目次
腰痛を引き起こす睡眠姿勢
腰痛に悩まされている人の睡眠姿勢は寝返りが少ないことが特徴だと分かりました。
「寝相がいい人ほど腰痛になりやすい」と聞くとなんだか不思議な感じがしますがある調査によると、腰痛で悩んでいる方を対象にして寝返りの回数を調べた結果、平均して2~3回という結果だったそうです。
平均的な睡眠時の寝返りの回数は24回程度だと言われているので、腰痛で悩んでいる方は寝返りが少ないことが分かりました。
そもそも寝返りは同じ姿勢を長く続けないために自然に行うもので、同じ姿勢が長く続くと筋肉が硬化して痛みを感じるようになり、また同時に筋肉が固まることでコリが発生し寝返りがしずらくなります。
この悪循環が腰痛を改善できない原因だったようです。
筋力不足はストレッチでカバーする
寝返りが少なくなる原因は本人の筋力不足と寝具にあります。
睡眠中の寝返りは無意識のうちに行うので身体が硬くなっているとスムーズに寝返りをすることができません。
眠ってしまう前に横になった状態で意識のあるうちに姿勢を変えてみてください。
その時、少しでも抵抗があるようなら筋力不足か身体が硬くなっているのか、あるいは体形に合わない寝具を使っているかだと思われます。
筋力はすぐには付かないので筋肉が動きやすい状況を作ります。
筋肉は柔らかい時が動きやすい状態なので寝る前に軽くストレッチします。
睡眠前の適度な運動は良質の睡眠にも効果があるといわれているので習慣にするとよいでしょう。
眠りにつく前のストレッチを習慣にする!
寝具は寝心地よりも寝返りのしやすさが重要
柔らかな寝具は寝心地が良く気持ちがいいものでが、あまりフカフカ過ぎると寝返りをするときに抵抗になります。
腰痛で悩まされているのであれば寝心地が悪くても硬めの敷布団・マットレスに変えましょう。硬めの寝具にすることで反発力が増し寝返りをしやすくなります。
硬めのマットレスで寝返りをサポート!
腰に負担が少ない睡眠姿勢
腰に負担がかからない睡眠姿勢はスムーズに寝返りができる姿勢です。
仰向けの状態は腰への負担が一番少ない姿勢ですが寝返りをする時には、肩を上げて回すか足を交差させながら腰を回すといった動作になり、大きな力が必要となります。
横向きの状態は寝返りをしやすい姿勢です。
横向きの状態で頭を背中の方に向けるだけで身体が回り、その勢いを使って180度回転できれば今まで下で圧迫されていた側が上になり負担が分散されます。
寝返りがしやすいのは硬めのマットレスですが腰に負担がかからない寝具の硬さは体形によって異なります。
太っている人が柔らかいマットレスを使うと身体が沈み過ぎてしまい、硬いマットレスでは仰向けになったときに身体が反った状態になってしまいます。
太っている人は肥満の度合いにもよるのでどれぐらいの硬さが良いのかは言えませんが、痩せていて筋力の弱い人は柔らかめのマットレスでも身体か沈み込まないので寝返りがしやすいと思います。
腰に負担がかからない睡眠姿勢をとる2つのポイント
睡眠時に腰痛を引き起こすのは寝返りの回数が少ないことです。寝返りをしやすいような睡眠姿勢をとるには2つのポイントに気をつけます。
- 自分の体形に合わせた寝具を選ぶ
- 横向きの姿勢で眠る
この2つのポイントを実践して腰痛のない睡眠姿勢をとりましょう。