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仰向けで寝ると痛む反り腰を生活習慣で改善する方法

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仰向けで寝ると腰が痛むのは反り腰かもしれません。
反り腰は腰を反らした状態の歪んだ姿勢のことで腰痛の原因になり、ハイヒールをよく履く人や妊婦さんがなりやすく男性より女性に多い症状です。

反り腰を改善するには軽い運動と生活習慣の見直しが重要です。
ウィリアムス体操やキャットバックなどの運動を行い、ダイエットなど生活習慣を見直すことで腰痛を改善する方法を紹介します。

反り腰とはどんな姿勢なのか

反り腰とは腰が反った状態の姿勢で腰痛の原因になる姿勢です。
軽く腰が反った状態は胸も張っていて背筋も伸び良い姿勢ですが反り過ぎていては腰に負担がかかります。

反り腰はぎっくり腰のように激しい痛みがないのでいつの間にか歪んだ姿勢になってしまい、男性よりも女性に多いのも特徴です。

反り腰が原因で起こる腰痛

反り腰は腰が反っているため脊柱起立筋が常に緊張している状態になり疲労が溜まって痛みになります。
反り腰が酷くなるとすべり症、分離症になる率が上がると言われています。

症状は仰向けで寝ると痛みを感じたり、前屈すると痛い症状で慢性的な痛みが特徴です。
チェック方法は壁に背中をつけて立ち、腰に手のひらが通るぐらいのすき間以上のあきができたら反り腰の可能性が高いです。

反り腰は肥満や生活習慣が要因でおこる骨盤の前傾が主な原因です。

反り腰になるのはどんな人か

反り腰の原因である骨盤の前傾は肥満やハイヒールでの活動、妊娠による体形の変化、寝転びながらのスマホや読書などでおこります。

ポッコリとお腹が出ている人

男性に多い反り腰の原因は肥満になってポッコリと出たお腹で、その重さを支えるために後ろに反った状態が反り腰になりやすい姿勢になります。

お腹の重みを支えるだけの筋力があれば後ろに反ることはありません。
しかし、筋力が十分でない場合が多いのでポッコリと出たお腹をひっこめるダイエットが予防と改善には最適です。

妊娠後期の妊婦さん

妊婦さんは妊娠後期に入るとお腹が前に突き出してきます。
反り腰の原因である大きなお腹を支えるように身体を後ろに反らせる姿勢は、出産後でもその姿勢が直らないこともあり反り腰になりやすいといえます。

ハイヒールをよく履く女性

ハイヒールを履くと爪先が下がりバランスをとるために上半身を後ろに反らせる姿勢になるので反り腰になります。

反り腰が気になるのであればハイヒールを履く回数を減らすようにするか、背中側の筋力をつける努力をします。

寝ながらスマホや読書をする人

うつ伏せになりスマホや読書を長時間していると、スマホや本を見るために身体を反らしているので反り腰の状態になります。
寝ながらのスマホや読書をやめ、正しい姿勢でするようにします。

反り腰を改善する運動

反り腰を改善するための運動を紹介します。
ひとつは腰回りの筋肉をほぐし柔軟性を上げるウィリアムス体操、もうひとつは前傾している骨盤を元に戻すキャットバックです。

ウィリアムス体操

ウィリアムス体操で腰の筋肉を伸ばして柔軟性をあげます。

  • 仰向けで横になり両ひざを軽く抱える
  • 軽く抱えた両ひざを胸に引き付けて背中を丸める
  • ゆっくりと元に戻す

キャットバック

キャットバックで前傾している骨盤を正しい位置に戻します。

  • 四つん這いになって身体の力を抜く
  • 骨盤を背中側に倒しながら背骨を丸くしていく
  • 背中が丸まった状態でキープ
  • ゆっくりと元の体勢に戻す

反り腰を生活習慣で改善する

反り腰を改善するには生活習慣を見直し、肥満だと感じたら体重を落としてお腹をひっこめるためのダイエットをしたり、ハイヒールばかりを履かないような生活習慣や寝ながらのスマホや読書をやめることで腰痛を改善します。

まとめ

女性に多い反り腰はハイヒールを履いたり、ポッコリと出たお腹を支えるためにバランスをとることで骨盤が前傾して腰を反らした姿勢になることでおこります。

反り腰を改善させるためには筋肉を柔軟にするウィリアムス体操と前傾している骨盤を戻すキャットバックがおすすめです。

運動で改善したらハイヒールを履く回数を減らしたりダイエットをするなど日常生活の上でも気をつけて反り腰にならないように予防します。

寝ながらのスマホや読書は反り腰になるだけではなく腰を痛める原因でもあるのでやめましょう。







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